6月19日(月)、国際ホテルにて6月例会が行なわれました。本例会には、今年度入会を検討していただいている6名の仮入会員と2名の特別会員のオブザーブ参加をいただきました。
 例会セレモニーでは理事長挨拶で冨田理事長から、この日このあと行なわれる次年度の役員を決める役員選考委員選挙についてのお話や、去年の役員選考委員選挙から1年経つ現在の心境などのお話がありました。その後、会員による3分間スピーチ・役員選考委員選挙などを行ないセレモニーは終了し例会行事に移りました。
 今回の例会行事は先月に続き大人の学び舎委員会が担当で「まちを愛し、愛されるためにできる事とは ~地域に存在感を示そう~」と題し、年間を通して「人間力」を高めるための知識・見識・胆識を学ぶ3回目の例会として、知識・見識を学んできた前回までの例会から一歩進んで、実際に自ら実行するための考え方を講師の経験や実績から「胆識」として取り入れることを目的に行なわれました。
 池田委員長の趣旨説明のあと、講師にインターンシップ・コーディネート事業を手がける「一般社団法人EACH」代表理事 大森一弘氏をお招きし講演していただきました。大森講師が過去に携わってきたプロジェクトの実績例を挙げながら、まちづくりの事業を継続的なまちの発展に繋げるためには、人の為・社会の為のみで考える「利他✕利他」ではなく、会社や自分の利益がありその利益が結果的に公共の利益となる「自利✕利他」への転換が必要であると説明していただき、さらにそれを進めて、例えば事業の成長を目的として、地域に暮らす若手の挑戦機会を作り挑戦させる(利他)ことで会社が活性化・成長し(自利)その成長を通して地域の活性化(利他)を目指す、「利他✕自利✕利他」という考え方が大切であるということでした。それに関連してインターンシップについて、具体的な事例を挙げての説明をしていただきました。
 最後に松本常任理事による謝辞のあと冨田理事長から記念品の目録を贈呈して例会行事は終了しました。
 地域の人たちと民間主導でまちおこしをするためには我々青年会議所会員それぞれが、自身の利益も考えつつ率先して行動する必要があると再認識した貴重な例会となりました。
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