5月19日(金)、国際ホテルにて5月例会を開催いたしました。本例会には、今年度入会を検討していただいている3名の仮入会員のオブザーブ参加をいただきました。
 例会セレモニーでは理事長挨拶で冨田理事長から、4月25日に三原市芸術文化センターポポロにて三原市主催で行なわれた、市内の中学1年生836名を対象にした「大人への入門式」に出席した時の話をされ、全ての面において普段から大人としての対応ができているか胸に手を当てて考えてほしいなどのお話がありました。その後、公益社団法人 日本青年会議所 中国地区協議会 地域経済再生委員会から、山陰道早期全線開通に関する署名運動について説明などがあり、セレモニーは終了し例会行事に移りました。
 今回の例会行事は2月例会を担当した大人の学び舎委員会が担当で「三原を誇りに思えるまちにするために ~地域の活力を上げよう~」と題し、年間を通して「人間力」を高めるための知識・見識・胆識を学ぶ2回目の例会として、前回の2月例会に引き続き、三原に何を望みどうなって欲しいのかを俯瞰的な視点から知識・見識として学んでいくことを目的にパネル・ディスカッション形式で行なわれました。
 講師・コーディネーターとして「(株)まちづくり三原」から三原市タウンマネージャーの原田 弘子氏、そして講師・パネリストとして県立広島大学三原キャンパス自治会の学生3名をお招きし、ディスカッションを行ないました。
 まず県立広島大学の学生が、それぞれの地元で行なわれている活性化への取り組みや考え方を紹介し、三原キャンパスの自治会として普段から三原で地域活動している経験から発見できた三原の良いところや今後期待することについて話をしました。その後、三原青年会議所の愛と誇りの持てるまち創造委員会の山根 務委員長が、市街地ではなく山間部で行なう青年会議所の事業へ若者に足を運んでもらうにはどうすればよいか、また未来への架け橋委員会の勝村 晋委員長からは若者へ向けてのインターネットを利用した情報発信について、そしてやっさ祭り実行委員会の森川 朋和実行委員長からは祭りをもっと盛り上げるため、運営も含めたやっさ祭り全体に、若者にもっと参加してもらうためには、といったことについて学生と意見交換を行ないました。
 最後に原田講師が、三原キャンパスには800名を超える学生が在籍しているが、その中には駅と大学を往復するだけの学生も多い、そんな学生たちも巻き込んで何か行なう、それもこちらから「やってください」というスタンスではなく、パートナーとして一緒に創造していくような位置づけがうまくできると三原のまちはもっと若々しい街になるのではないか、という総括で終了しました。
 普段聞くことのできない現役大学生の生の声を聞くことができ、若い人たちが三原で何を感じ、これからに何を期待しているのか学ぶことができた貴重な例会となりました。
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